産後の夫の発言覚えていますか?バッチリ覚えています。忘れません。
ゴミを持っていくのもやめるからな!
たった1回だけ言われました。
でもあれから3年、忘れたことはありません。思い出すだけでイラッとします。
そして「あなたはそういう人」。このレッテルは張り付いて離れません。大変な時に思いやれず、私を苦しめるんでしょう?って。
良く聞く産後クライシス 我が家は。
そうでもありませんでした。でも不妊治療からの出産、結構な高齢、初めての子供。
夫は仕事は忙しく帰りも遅かったのですが、実母に頼って乗り越えつつありました。私が高齢なら母も高齢。やはり長期間の無理は良くないです。
それにいつか私たち夫婦で育てて行かなければならない!頼ってばかりはいられない!という謎の責任感もありました。
いまなら言える。頼れる先があるなら頼りまくれ!今頑張る所じゃないから!ってね。
夫にお願いした仕事は少ない。
お風呂掃除。母親の姿が見えなくなると赤ちゃんは不安になる時期が長いですし、抱っこしながらは大変なのでお願いしました。
大してやってくれませんでした。4歳になった今では全くやってくれません。
一生忘れません。掃除グッズを買い集めて断捨離と真逆の方向に進んだのに。
どうしても無理な日の買い物
ただし、コンビニ弁当程度。何か作ってくれることは一度もありませんでした。
ありがたかったです。コンビニ弁当でも文句は言わない人です。
でも、食べた後は出しっ放し。結局片付けるのは夜中2時近くに私だった。
弁当のからを捨てておいてくれてもいいのではないか?分別が嫌ならそのまま燃えるゴミでもいい。何をしても完遂することはない。
最後に私がやらなくちゃならない。ものすごいストレスでした。大きい子供の面倒なんて見る余裕ないのに。
今でもきちんと片付けることはありません。尻ぬぐいは私。
朝のゴミ出し。家を5分でもあけるのは怖かった。だって赤ちゃんから目を離すんですよ。
寝ているうちならOK?すぐに目を覚まして泣き出すならまだしも、移動始めたら?立って転んだら?
ぐっすり眠っている0時近くにこっそりゴミステーションに出しに行く事もありました。
秋になり不審火が増えた事でマンションのゴミステーションが夜中鍵がかかることになり、深夜に捨てに行くことができなくなりました。それでお願いしたんです。
ゴミ出しといっても私がまとめたゴミをゴミステーションまで持っていくだけ。ゴミ出し作業の30%くらいしかやってくれません。
いいですか?ゴミ出し作業は家中のゴミを集める所からだって事、忘れないで下さいよ!
仕事に行く前に駐車場の3メートル先にあるゴミステーションにゴミ袋を放り投げてくる、たったそれだけの事を盾に取って脅して来たんです。
絶望して涙が出そうになりました。
くだらないでしょう?たった、それだけですよ。でもね、毎日いっぱいいっぱい。当然寝不足、やりたい事も何もできない。でも子供は可愛い。
色々なことが多すぎて全てを投げ出したい!でもそんなことできないし、するべきではない、できるわけがない!
そう思って暮らしている、そこにこの言葉は重いのです。
たった、1回です。本当に1回だけで、私のわがままも聞いてくれたり、叱らないでくれた夫ですが、100%の信用はなくなりました。
仲が悪い訳ではないです。ただ心のしこりが残りました。爆発させずに一生待ち続けます、多分。
もし、奥様が小さい赤ちゃん子供を抱えているなら
理不尽な訴えも許してあげて欲しいし、脅すようなことは言わないであげて欲しい。小さな爆弾を埋め込むような事は言わないであげて欲しい。
数年、数十年立った時、育って育って大きな爆弾になってしまわないように。
夫は今でも文句を言いながらゴミを運ぶ作業だけしています。自分がゴミ出しという家事を手伝っているつもりになって。